TD173 vs EZ75A9
マキタ純インパクト vs パナソニック マルチインパクト、設計思想対決!
結論:TD173 と EZ75A9、どちらを買うか
- 価格差 本体のみなら TD173 約 ¥19,000〜22,000 vs EZ75A9 約 ¥35,000〜41,000 で価格差は約 ¥17,400、予算重視なら TD173 が有利です。
- 性能差 最大トルクは TD173 が +45 N·m 上回り(180 vs 135 N·m)、長尺ビスや構造材の連続作業で差が出ます。打撃数も 3800 vs 3500 回/分で TD173 寄り。
- 互換性 電池は マキタ 18V LXT と パナソニック 14.4V/18V デュアル で電池の使い回しはできません。すでに片方の電池を持っているなら同系統で揃える方が経済的です。
純粋なインパクトパワーと軽さ・コスパなら TD173。インパクトとドリル両方を 1 台で済ませたい・パナソニックの電池をすでに持っている・屋外 IP56 が必須なら EZ75A9。比較軸は「単機能ハイパワー vs 多機能オールインワン」です。TD173 は 180 N·m のパワーと 111mm / 1.5kg の軽量コンパクトを純インパクトに全振り。EZ75A9 はインパクトモード(135 N·m)に加えてドリル High/Low と 21 段クラッチを内蔵し、ビス打ちから下穴・木工ドリル・精密締めまでこれ 1 台でカバーします。代わりに全長 198mm・1.8kg と一回り大きく重く、パワーも控えめ。電池の有無で先入観を持たず、「自分の現場で 1 台に多機能を求めるか、純パワーを求めるか」で素直に選んでください。
30 秒診断:あなたのケースで判定
30 秒診断
- Q1 すでに持っている電池は?
- Q2 主にやる作業は?
- Q3 一番重視したいのは?
- Q4 使う頻度は?
スペック早見表
同等のスペック行(2 件)を見る
※ 価格は Amazon 直販・Amazon の 180 日平均価格ベース(2026-05-19 時点)。TD173 は本体のみ TD173DZ、EZ75A9 は本体のみ。質量は TD173=BL1860B 装着時、EZ75A9=14.4V/18V デュアル電池により 1.65〜1.9kg で変動するため代表値 1.8kg。「TD173D」は本体ファミリー名で正規 SKU ではない(DZ / DRGX / DRTX 等が正規)/EZ75A9 は「マルチインパクト」(インパクト+ドリル統合)であり純インパクトドライバではない、純インパクトが欲しい場合はパナソニック EZ76A1(170N·m)や EZ1PD1(EXENA P)が該当します。マキタとパナソニックの電池系統は完全別物(互換不可)。
TD173 と EZ75A9 を分ける 6 つの軸
サイズ・重量差(111mm vs 198mm、1.5kg vs 1.8kg)
TD173 の勝ち(やや差) 1.5 kg vs 1.8 kg、全長 111 mm vs 198 mm 勝負あり
もっと詳しく
全長は TD173 が 111mm、EZ75A9 が 198mm と 87mm の差。重量も 1.5kg vs 1.8kg(電池込み)で 300g 差があります。TD173 は業界トップクラスの短さで、コンセント裏・梁の隙間・天井裏など狭所作業で圧倒的に有利。EZ75A9 はマルチ機構(ドリル機能 + クラッチ)を内蔵している分どうしても大型化していて、純インパクト機としてはハンディさで負けます。「軽さと取り回し」で選ぶなら TD173、「機能の幅で選ぶ」なら EZ75A9 です。
IP56 の有無(屋外作業での意味)
EZ75A9 の勝ち(やや差) IP56 公式取得で屋外現場で安心
もっと詳しく
EZ75A9 はパナソニック公式で IP56 等級を取得(粉塵流入防止+強い噴流水に対する保護)。霧雨・粉じん・屋外現場で持ち出す機会が多いなら大きな安心感です。TD173 はマキタ独自の APT(All Protection Technology)で防じん防滴設計ですが、公式に IP コード明記なし。屋内中心なら実用差は出にくいですが、屋外比率が高い・外構工事や設備工事で雨が降ってきても作業継続したい場面では、IP56 が明示されている EZ75A9 が仕様上明確に有利です。
価格差 ¥17,400 の正体
TD173 の勝ち(やや差) 約 ¥19,000〜22,000 vs 約 ¥35,000〜41,000 で A が安い
もっと詳しく
本体のみで TD173 が ¥20,600、EZ75A9 が ¥38,000 と、¥17,400 の差があります。この差の正体は「マルチ機構(ドリル High/Low + 21 段クラッチ)の機構コスト」と「14.4V/18V デュアル制御回路のコスト」が大きい。フルセットで比べると TD173DRGX(本体+BL1860B×2+DC18RF+ケース)¥49,946 と EZ75A9 フルセット ¥52,586 で 差は ¥2,640 まで縮まるので、電池・充電器を含めて新規購入するなら価格差は思ったほど開きません。「本体だけで純パワーを安く欲しい」なら TD173、「フルセットで多機能機を導入したい」なら EZ75A9 がコスパ的に並びます。
ほぼ同等の軸(2 件)を見る
- 単機能 vs マルチ機能の設計思想 両機ほぼ互角、用途と好みで使い分け
- 電池系統の違い(互換不可) 電池の種類が購入判断を左右する軸
買う前に確認:あなたの選択を後押し
TD173 を検討中の人へ
TD173 を選んで OK な理由
- 長尺ビスや構造材を毎日打つ作業中心なら、EZ75A9 の 135 N·m は物足りない場面が出ます。TD173 の 180 N·m なら余裕で打ち抜けます。
- 上向きや長時間の連続作業では、EZ75A9 の 1.8 kg は手首に効いてきます。1.5 kg の TD173 の方が体感で楽です。
- EZ75A9 は 約 ¥35,000〜41,000 帯。月数回しか使わないなら 約 ¥19,000〜22,000 の TD173 の方が予算面で現実的です。
- すでに マキタ 18V LXT の電池をすでに持っているなら、TD173 の方が乗換コストを抑えられます。EZ75A9 に乗り換えると電池と充電器を別系統で揃え直す必要があります。
TD173 で気をつけたい失敗
- 最大モードのまま細ビスを締めると、ビスを折ったり下穴材を割ったりしやすい。最初は弱モードや薄板モードから慣らすのが鉄則です。
- 軽量モデルですが連続作業ではモーター熱で停止することがあります。予備電池を用意して交互運用すると作業がスムーズです。
- 本体のみを買って、後から電池と充電器を別買いすると総額が膨らみがち。最初からフルセットを選んだ方が安かったケースもあります。
EZ75A9 を検討中の人へ
EZ75A9 で気をつけたい失敗
- パワーは控えめなので、構造材や 90mm 超のコーススレッドを連続で打つと回転が遅く感じる場面が出ます。長尺ビス中心ならフラッグシップ機の方が向きます。
- 大容量電池を装着すると本体重量がさらに増し、上向きの天井下地作業では「腕が持たない」とのレビューが出やすくなります。容量を使い分けると楽です。
- 本体のみを買って、後から電池と充電器を別買いすると総額が膨らみがち。最初からフルセットを選んだ方が安かったケースもあります。
TD173・EZ75A9 の価格を見る
信頼できるショップで購入しよう
TD173(マキタ)を購入
EZ75A9(パナソニック)を購入
価格や在庫は日々変わります。最新情報をチェックしてね!
よくある質問
用語ミニ辞典(初めて見る言葉があったら)
- ブラシレス
- モーターの種類。摩耗するブラシがないので寿命が長く高効率
- マルチボルト
- ハイコーキの 18V/36V 自動切替バッテリー規格
- LXT
- マキタの 18V バッテリー規格の総称
- AMPShare
- ボッシュ主導のバッテリー共有規格(フェイン等と互換)
- Powerstack
- DEWALT の高密度パウチ型バッテリー
- IP56
- 防塵 5・防水 6 等級。粉塵・水しぶきに強い
- N·m
- トルクの単位。ネジを締める力の強さ
- rpm
- 1 分間の回転数
- 打撃数
- インパクトドライバが 1 分に何回叩くか(bpm)
- トリプルハンマ
- 打撃機構の方式。3 つのハンマで効率よく回す
- クラッチ
- ドリルドライバで「これ以上締めない」を機械で止める機構
- Hex
- 六角軸。1/4 インチ Hex が主流の差込形式
- 角ドライブ
- インパクトレンチのソケット差込部(1/2 インチ等)
- BSL18xx / BSL36xx
- ハイコーキのバッテリー型番。先頭が電圧クラス
- BL18xx / BL14xx
- マキタのバッテリー型番