TD157 vs TD173
マキタ 18V 別系列対決:造作向け中位 vs フラッグシップ
結論:TD157DZ と TD173DZ、どちらを買うか
- 価格差 本体のみは TD157 約 ¥13,817 vs TD173 約 ¥20,600 で TD157 が ¥6,783 安いが、フルセットは TD157DRGX 約 ¥55,250 vs TD173DRGX 約 ¥49,946 で TD173 のほうが約 ¥5,300 安い逆転現象。本体派なら TD157、フルセット派なら TD173 が有利。
- 性能差 最大トルクは TD173 が +40 N·m(180 vs 140)、モード数は楽らく 4 vs 3、LED は全周リング 12 灯 vs 2 灯式で TD173 が一段上。質量は TD157 1.4kg vs TD173 1.5kg で TD157 が 100g 軽い。
- 互換性 両機ともマキタ 18V LXT(BL1815N〜BL1860B)対応で電池は完全に同一系統。マキタ 18V の電池を持っているなら、本体だけ買い増しできる。
造作大工・軽量重視なら TD157、最新フル装備・全周 LED・楽らく 4 モードなら TD173。まず大前提として、TD157(2021-02)と TD173(2023-01)は「同じ 18V の新旧」ではなく 別系列の並走機 です。TD157 は 18V「造作向け中位ライン」(TD155 → TD157 の系譜・140N·m・1.4kg のコンパクト軽量設計)、TD173 は 18V フラッグシップライン(TD171 → TD172 → TD173 の系譜・180N·m・楽らく 4 モード・全周リング LED・1.5kg・全長 111mm)です。本体価格差は約 ¥6,783(TD157 ¥13,817 / TD173 ¥20,600)と意外に小さく、フルセットに至っては TD157DRGX ¥55,250 vs TD173DRGX ¥49,946 で TD173 が安くなる逆転現象 も。造作・住宅大工で 50〜75mm のビス打ち中心・軽さで疲労を減らしたい人は TD157、暗所・狭所・最新装備で 1 本に絞りたい人は TD173 です。
30 秒診断:あなたのケースで判定
30 秒診断
- Q1 主にやる作業は?
- Q2 一番重視したいのは?
- Q3 買い方は?
スペック早見表
同等のスペック行(2 件)を見る
※ 仕様はマキタ公式仕様および Amazon 価格データ(2026-05 時点)の実勢価格ベース。両機ともマキタ 18V LXT 専用機で、互換バッテリは BL1830B / BL1840B / BL1850B / BL1860B が共通。フルセット価格は TD157DRGX ¥55,250 / TD173DRGX ¥49,946 で TD173 セットのほうが安くなる逆転あり。TD157 の回転数・打撃数は推定値(公式値要確認)。
TD157DZ と TD173DZ を分ける 6 つの軸
別系列並走の関係(世代差ではない)
引き分け(互角) 造作向け中位 vs フラッグシップの別系列、用途で素直に分かれる
もっと詳しく
TD157(2021-02)と TD173(2023-01)は発売年だけ見ると「TD157 → TD173」の世代進化に見えますが、実態は別系統の並走です。TD157 は 18V「造作向け中位ライン」で、直系は TD155 → TD157(コンパクト軽量・140N·m)。TD173 は 18V フラッグシップラインで、直系は TD171(2018) → TD172(2021) → TD173(2023)の系譜(180N·m・楽らく 4 モード・全周 LED)。「TD157 は TD173 の前世代」と書かれた情報は誤りで、買い替え判断や価格差の解釈を間違える原因になります。
装備差(モード・LED・トルク)
TD173DZ の勝ち(明確に差) 楽らく 4 モード+全周 LED 12 灯、トルク 180 N·m で TD173 が一段上
もっと詳しく
TD157 は 3 モード(推定・トリガー感度と打撃力の組み合わせ)+ LED 2 灯式、最大トルク 140N·m。TD173 は楽らく 4 モード(木材/ボルト/テクス薄板/テクス厚板)+ 全周リング LED 12 灯(3 段階照度・従来比 2.5 倍)、最大トルク 180N·m。装備の階段は TD173 が 1 段上、特に LED は前方 2 灯 vs 全周 12 灯で体感差が圧倒的。床下・天井裏・夕方屋外でビット影に困る場面が多い人ほど TD173 の優位が効きます。トルク差 40N·m は造作中心なら過剰になりがちで、TD157 の 140N·m は「ちょうど扱いきれる上限」とも言えます。
フルセット価格逆転の理由
TD173DZ の勝ち(やや差) 本体のみは TD157 が安いが、フルセットは TD173 が約 ¥5,300 安く逆転
もっと詳しく
本体のみは TD157 ¥13,817 / TD173 ¥20,600 と TD157 が約 ¥6,783 安いですが、フルセット(DRGX 型番)になると TD157DRGX ¥55,250 vs TD173DRGX ¥49,946 で TD173 のほうが安くなる という逆転現象が起きます。背景は同梱バッテリーの容量や充電器のグレード差、そしてフラッグシップ機ほど「セット販売の販促値引き」が効きやすい流通事情。「本体だけ買い替える前提」なら TD157 が安いが、「電池・充電器込みで一式買う」なら TD173 セットのほうが装備差を丸取りできてお得、という二段構えです。
造作大工 vs プロフラッグシップ(用途設計の違い)
TD157DZ の勝ち(やや差) 1.4kg 軽量+造作専用設計、1 日振り回す造作大工なら TD157
もっと詳しく
TD157 は「造作・住宅大工が 1 日中振り回せる」軽さと取り回しに振った設計。140N·m は野地板・コーススレッド φ4.5×75mm 級なら余裕、デッキ材 φ6×90mm でも下穴ありなら問題なく入るレンジ。1.4kg(電池込み)はクラス最軽量級で、上向き・脚立上の疲労軽減に効きます。TD173 は「これ 1 本で全部こなす」フラッグシップ思想で、180N·m + 楽らく 4 モードでハードウッドや M14 ボルトまでカバー。100g 重い分は装備差(全周 LED・モード切替・短ヘッド)で取り返す設計。「軽さで日々の作業を楽にする」か「装備で 1 本にすべて任せる」かの選択です。
ほぼ同等の軸(1 件)を見る
- 同梱バッテリ容量とセット内容 両機とも 18V LXT 共通、同梱内容も BL1860B×2 で同等
買う前に確認:あなたの選択を後押し
TD157DZ を検討中の人へ
TD157DZ を選んで OK な理由
- 造作・住宅大工で 50〜75mm のコーススレッド中心なら、180 N·m はオーバー気味でビスを折る・カムアウトする場面が増えます。140 N·m の TD157 がちょうど扱いきれる上限。
- 1.4kg の TD157 と比べて TD173 は 100g 重い。上向き・脚立上で 1 日振り回すと、終盤に手首疲労として効いてきます。
- 本体のみで買うなら TD157 が約 ¥6,783 安い。既にマキタ 18V LXT の電池を持っているなら本体差額がそのまま浮きます。
TD157DZ で気をつけたい失敗
- 「軽量だから DIY 用」と買って、その後ウッドデッキ・ガレージ自作で長尺ビスを連発すると 140 N·m では「もう一押し欲しい」場面が出ます。先に作業内容を決めてから選ぶのが安全。
- TD157DRGX フルセットは TD173DRGX より約 ¥5,300 高くなる逆転があります。フルセット買いをするなら TD173 セットのほうが装備差を丸取りできて結局お得です。
- 回転数・打撃数の公式値が一部非公表のため、レビューや販売店情報を頼りに判断する必要があります。スペック表で確定値を取りたい人は TD173 のほうが情報量で安心。
TD173DZ を検討中の人へ
TD173DZ を選んで OK な理由
- 長尺ビス(90 mm 超)・羽子板ボルト・ハードウッドへの φ6×125mm 連発のような「クラス上限を攻める場面」では 140 N·m が不足。180 N·m と楽らく 4 モードの TD173 が安心。
- 床下・天井裏・夕方屋外でビット影に困るシーンが多いなら、全周リング LED 12 灯の TD173 が圧倒的に視認性で勝つ。LED 2 灯式の TD157 では暗所で影が出やすい。
- フルセットで揃えるなら TD157DRGX ¥55,250 vs TD173DRGX ¥49,946 で TD173 のほうが安い。装備差を丸取りできるのに値段で負けるのは TD157 セット側の不利。
TD173DZ で気をつけたい失敗
- 初心者が楽らく木材モード以外(特にテクスねじ厚板モード)で薄板にビスを打つと、噛んだ瞬間に一気に締まって板を割る・ビスを折るケースがあります。最初は木材モードと弱モードで慣らしてから他のモードに移るのが鉄則。
- 本体のみ TD173DZ(約 ¥20,600)を買ってあとから BL1860B と DC18RF を別買いすると合計 ¥40,000 超になり、TD173DRGX フルセットを最初から選ぶよりも割高になるパターンが多い。
- 全周リング LED は明るくて便利な反面、3 段階照度の切替を覚えるまでは「明るすぎてビスの頭が白く飛ぶ」と感じることがあります。慣れの初期 1〜2 週間は照度を 1 段下げて使うのが楽。
TD157DZ・TD173DZ の価格を見る
信頼できるショップで購入しよう
TD157DZ(マキタ)を購入
TD173DZ(マキタ)を購入
価格や在庫は日々変わります。最新情報をチェックしてね!
よくある質問
用語ミニ辞典(初めて見る言葉があったら)
- ブラシレス
- モーターの種類。摩耗するブラシがないので寿命が長く高効率
- マルチボルト
- ハイコーキの 18V/36V 自動切替バッテリー規格
- LXT
- マキタの 18V バッテリー規格の総称
- AMPShare
- ボッシュ主導のバッテリー共有規格(フェイン等と互換)
- Powerstack
- DEWALT の高密度パウチ型バッテリー
- IP56
- 防塵 5・防水 6 等級。粉塵・水しぶきに強い
- N·m
- トルクの単位。ネジを締める力の強さ
- rpm
- 1 分間の回転数
- 打撃数
- インパクトドライバが 1 分に何回叩くか(bpm)
- トリプルハンマ
- 打撃機構の方式。3 つのハンマで効率よく回す
- クラッチ
- ドリルドライバで「これ以上締めない」を機械で止める機構
- Hex
- 六角軸。1/4 インチ Hex が主流の差込形式
- 角ドライブ
- インパクトレンチのソケット差込部(1/2 インチ等)
- BSL18xx / BSL36xx
- ハイコーキのバッテリー型番。先頭が電圧クラス
- BL18xx / BL14xx
- マキタのバッテリー型番