DCF870E2T-JP vs DCF887
DEWALT 日本正規サイレント vs 北米主流パワー、徹底比較!
結論:DCF870E2T-JP と DCF887、どちらを買うか
- 価格差 フルセット同士で DCF870E2T-JP 約 ¥60,500 vs DCF887M2-JP 約 ¥50,000〜70,000。並行輸入の DCF887B 本体のみなら 2〜3 万円台と DCF870 の半額以下になることも。
- 性能差 最大トルクは DCF887 が 205N·m、DCF870 が 56N·m と約 3.6 倍差。ただし DCF870 は油圧式サイレント機構で打撃音が約 -42% 静かなので、同列パワー勝負ではなく「住み分け」と理解するのが正解。
- 互換性 どちらも DEWALT 18V XR / 20V MAX 電池系統で共通。Powerstack 1.7Ah / 5.0Ah も両機で使えるので電池は流用可能。マキタ LXT / HiKOKI マルチボルトとは電池を使い回せません。
DEWALT 同士でもまったく違う設計思想の 2 機種です。住宅街・夜間・室内リフォームで近所迷惑を避けたい人は DCF870E2T-JP、長尺ビスや一般的なプロ用途で 200N·m 級のパワーが欲しい人は DCF887。日本保証で安心して使いたいなら DCF870E2T-JP(-JP 仕様)か DCF887M2-JP(日本正規セット)を選び、並行輸入の DCF887B は価格優先の上級者向けと割り切るのが安全です。
初心者・1 台目で迷ったら、保証と静音性で DCF870E2T-JP のほうが失敗しにくい。パワー不足を感じたら追加で TD173 や WH36DC を併用する選択肢もあります。
30 秒診断:あなたのケースで判定
30 秒診断
- Q1 作業場所の音環境は?
- Q2 主にやる作業は?
- Q3 保証・サポートはどう考える?
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両機ともおすすめゾーン。後悔回避のチェックを必ず読んでください。
スペック早見表
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※ メーカー公表値・Amazon JP の直近 30 日平均価格ベース。DCF887 の 20V MAX 表記(北米)と 18V XR 表記(日本・欧州)は同一電池系統で電圧差ではない点に注意。DCF870 の油圧式サイレントは打撃機構そのものが標準打撃式と異なるため、トルク値だけで単純比較するのは正しくない。
DCF870E2T-JP と DCF887 を分ける 6 つの軸
パワー・トルク
DCF887 の勝ち(明確に差) 205N·m vs 56N·m、純パワーは DCF887 が圧勝
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最大トルクは DCF887 が 205N·m、DCF870E2T-JP が 56N·m と約 3.6 倍差。これは打撃機構そのものが違うためで、DCF887 はメカニカル打撃式・DCF870 は油圧式サイレント機構。 作業別目安: ・75mm コーススレッド:DCF870 △ ややギリギリ/DCF887 ◎ 余裕 ・90mm 超:DCF870 × 不向き/DCF887 ◯ 可能 ・内装ビス・電工:DCF870 ◎ 最適/DCF887 ◯ オーバー気味 ・組立・家具:両機とも ◎ 余裕 長尺ビス中心なら DCF887、室内静音重視なら DCF870。同列の勝敗ではなく住み分けで判断してください。
騒音・静音性
DCF870E2T-JP の勝ち(明確に差) 油圧式 -42% 静音、住宅街・夜間で DCF870 が圧倒的
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DCF870E2T-JP は油圧式サイレント機構(Quiet Hydraulic)で従来比 約 -42% の静音化を実現。住宅街・夜間・室内リフォームで「シューッ」「コトコト」と聞こえる程度で、従来打撃音より明らかに静か。 DCF887 は標準的なメカニカル打撃式で、トルクの強さに応じた打撃音が出ます。屋外現場や日中ならまったく問題ないものの、近隣配慮が必要な場面では DCF870 が圧倒的に有利です。
取り回し・軽さ
DCF870E2T-JP の勝ち(やや差) 本体 1.0kg・全長 101mm、狭所と上向き作業で DCF870 が有利
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本体のみ重量で DCF870 が 1.0kg、DCF887 が 約 0.95kg。バッテリ装着時で DCF870 が 1.5kg(Powerstack 1.7Ah)、DCF887 が 1.6kg(5.0Ah 装着)と DCF870 が一段軽量。全長は DCF870 が 101mm、DCF887 が 135mm と DCF870 のほうが 34mm 短いので狭所での扱いも有利。 上向き作業・長時間連打では DCF870 の軽量・短尺が体感ではっきり効きます。
LED ライト
DCF870E2T-JP の勝ち(明確に差) 高輝度 LED 9 灯・25 ルーメンで DCF870 が暗所作業に強い
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DCF870E2T-JP は高輝度 LED 9 灯(25 ルーメン・業界トップクラス)でリング状に配置され、影が出にくく暗所作業で「圧倒的に見やすい」と評価されています。DCF887 は LED 3 灯(ヘッド周辺・20 分点灯)と標準的な構成で、暗所では DCF870 のほうが明確に視認性が高い。 暗所・床下・天井裏など視認性重視の場面では DCF870 が一歩リード。
価格・保証
DCF870E2T-JP の勝ち(明確に差) -JP 仕様は日本保証あり、DCF887 並行輸入は保証外
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DCF870E2T-JP は日本正規モデル(型番末尾 -JP)でフルセット 約 ¥60,500、メーカー希望小売 ¥92,400。日本国内の保証・修理がきちんと受けられるのが大きな安心材料。 DCF887 は並行輸入の本体のみ(DCF887B)なら 2〜3 万円台、日本正規 18V XR 表記の 2 電池セット DCF887M2-JP で 5〜7 万円台。並行輸入は保証が国内で効かず、修理は販売店経由です。
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- 動作モード 3 速 + PrecisionDrive で DCF887 のほうがモード豊富
買う前に確認:あなたの選択を後押し
DCF870E2T-JP を検討中の人へ
DCF870E2T-JP を選んで OK な理由
- 住宅街・夜間・室内リフォームが主戦場なら、205N·m のメカ打撃音で近隣からクレームが入るリスクがある。-42% 静音の DCF870 のほうが現場で歓迎されます。
- 日本国内の保証・修理体制を最優先するなら、並行輸入の DCF887B は保証外なので避けるのが安全。日本正規 -JP 仕様の DCF870 のほうが万一の修理対応が確実です。
- 本体 1.0kg・全長 101mm の取り回しは、上向き作業や狭所で大きな差になります。長時間の天井裏配線・配管工事が多いなら DCF870 のほうが疲れません。
- 暗所作業(床下・天井裏・夜間屋内)が多いなら、高輝度 LED 9 灯・25 ルーメンの DCF870 のほうが視認性が圧倒的に高い。DCF887 の LED 3 灯は影が出やすい場面があります。
DCF870E2T-JP で気をつけたい失敗
- 「DEWALT のフラッグシップ」と思って買ったら、パワー的にはマキタ TD173 や WH36DC より大幅に下(56N·m vs 180〜210N·m)。長尺ビス連打が中心の人はパワー不足で後悔します。
- フルセット ¥60,500 の価格は DIY 用途には高い。住宅街・夜間作業の必然性がない人は、TD173DRGX(約 ¥50,000)のほうがコスパが良いケースが多いです。
- 油圧式サイレントの「シューッ」「コトコト」音に従来打撃音に慣れた職人は違和感を覚えることがあり、現場で「壊れているのか?」と聞かれることもあります。慣れの問題ですが、購入前にデモ動画で音を確認しておくと安心です。
DCF887 を検討中の人へ
DCF887 を選んで OK な理由
- 長尺ビス(90mm 超)や構造材のコーススレッド連打が中心なら、56N·m では役不足。205N·m の DCF887 でないとパワー不足を感じます。
- すでに DEWALT 20V MAX の電池があるなら、本体のみ並行輸入の DCF887B(2〜3 万円)を買い足すのが圧倒的にコスパが良い。フルセット ¥60,500 の DCF870 は割高に感じます。
- 一般的なプロ向けトルク帯(200N·m 級)でマキタ TD173 / HiKOKI WH36DC と同等のパワーが欲しいなら、DCF887 が正解。DCF870 は静音特化のニッチ機なのでパワー勝負には向きません。
DCF887 で気をつけたい失敗
- 並行輸入の DCF887B(本体のみ)を買って後悔するのは「日本で修理を頼んだら受け付けてもらえなかった」パターン。修理は購入店経由になるので、購入時にショップの対応を確認しておきましょう。
- 「20V MAX」表記に惑わされて「DEWALT のほうが電圧が高い」と思い込むのは典型的な誤解。北米表記の 20V MAX と日本の 18V XR は同一電池系統で、マキタ 18V LXT と同じ電圧クラスです。
- DCF887 と DCF860(282N·m の高トルク機)は別機種で、DCF860 は後継ではなく上位機として並列発売されています。最新フラッグシップを買ったつもりが「実は中堅機だった」とならないよう型番確認が必要です。
DCF870E2T-JP・DCF887 の価格を見る
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よくある質問
用語ミニ辞典(初めて見る言葉があったら)
- ブラシレス
- モーターの種類。摩耗するブラシがないので寿命が長く高効率
- マルチボルト
- ハイコーキの 18V/36V 自動切替バッテリー規格
- LXT
- マキタの 18V バッテリー規格の総称
- AMPShare
- ボッシュ主導のバッテリー共有規格(フェイン等と互換)
- Powerstack
- DEWALT の高密度パウチ型バッテリー
- IP56
- 防塵 5・防水 6 等級。粉塵・水しぶきに強い
- N·m
- トルクの単位。ネジを締める力の強さ
- rpm
- 1 分間の回転数
- 打撃数
- インパクトドライバが 1 分に何回叩くか(bpm)
- トリプルハンマ
- 打撃機構の方式。3 つのハンマで効率よく回す
- クラッチ
- ドリルドライバで「これ以上締めない」を機械で止める機構
- Hex
- 六角軸。1/4 インチ Hex が主流の差込形式
- 角ドライブ
- インパクトレンチのソケット差込部(1/2 インチ等)
- BSL18xx / BSL36xx
- ハイコーキのバッテリー型番。先頭が電圧クラス
- BL18xx / BL14xx
- マキタのバッテリー型番